Linuxのデーモン起動制御

Linux系OSをご利用になる場合
クライアント用途よりもサーバ用途でご利用になる方は多いでしょう。

そこで利用する様々なサービスではそれぞれデーモンがあるわけですが、
その起動についてはデーモンのインストール時に自動的に設定されます。
(ランレベル毎OSの起動に合わせてそのデーモンを起動するか否かですね)

人によっては必要のないサービスも立ち上がっている方は多いのではないでしょうか?
手動で毎回不要なデーモンを止めることもありでしょうが、
どうせならスマートに起動しないようにしておきたいところですよね?
今回はその方法のご紹介です。

まずは状態の確認。
chkconfigコマンドを使いましょう。

# chkconfig --list

netfs           0:off   1:off   2:off   3:off   4:off   5:off   6:off
network         0:off   1:off   2:on    3:on    4:on    5:on    6:off
apache2         0:off   1:off   2:on    3:on    4:on    5:on    6:off
 ・
 ・
 ・
fam             0:off   1:off   2:off   3:off   4:off   5:off   6:off
named9          0:off   1:off   2:off   3:off   4:off   5:off   6:off
courier-imap    0:off   1:off   2:on    3:on    4:on    5:on    6:off

例えばこの中のapache2デーモンの起動をやめたいとします。
その場合

chkconfig apache2 off

とすると、次回以降のOS起動ではapache2デーモンは立ち上がらなくなります。
やっぱり元に戻したいという場合は、

chkconfig apache2 on

とすると次回以降のOS起動でデーモンが起動するようになります。

もう少し詳細に制御したい場合はランレベルを指定することでピンポイントで
ON/OFF出来ます。

chkconfig --level=2345 apache2 off

こんな感じです。

これで無駄なメモリ消費もなくなりますので、一度チューニングしてみてはいかがでしょうか?

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